この本はなかなか面白いです。
私は経済学は素人なので、内容についてのコメントは差し控えますが、竹中平蔵さんが大臣の間はテレビ出演ができなかった、というのは本当だとしたら驚きです。
彼の説が受け入れられるようになったのは、やはり英語圏で評価されたからのようで、思わず英語版の“The Holy Grail of Macroeconomics”も買ってしまいました。
ま、到底全部は読めないと思いますが…。
で、ざっと見たところ、『世界同時バランスシート不況』と同じような内容のようです。
正直、もう少し違うのかなと思ったのですが、意外ですね。

The Holy Grail of Macroeconomics, Revised Edition: Lessons from Japans Great Recession
- 作者: Richard C. Koo
- 出版社/メーカー: *Norton agency titles
- 発売日: 2009/08/17
- メディア: ペーパーバック
面白いのは、日本語でググると評価は分かれるのですが、英語でググると最近の高い評価だけが目立ちます。これだけギャップがあるのも驚きです。
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/140.gif)
ついつい、「血液型と性格」と関連付けて読んでしまいました。
血液型も、やはり英語で目立たないとダメなのかな?
とは言っても、リチャード・クーさんのように、英語圏でのコネがないから難しいでしょうね。
![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
あと、面白いのは、意外や意外、中国に呼ばれて講演していることです。確かに、最近の中国の経済成長は、この世界不況の中ではズバ抜けています。へ~~~っ。
では、なぜ中国はそうしているのか、というのはこの本を読んでのお楽しみです。
ところで、リチャード・クーさんって、何型なんでしょう?(笑)